2008.01.19
燃焼式脱臭装置には安全に稼動できるよう多くの安全装置を具備してます。
・炎監視装置=紫外線光電管などの炎の有無を監視し安全に燃焼を停止させます。
・圧力スイッチ=燃料・燃焼エアー・排ガス臭気などの圧力を監視し異常があれば燃焼を停止させます。
・炉内高温異常=炉内が規定異常の温度に過熱された場合など燃焼を停止させます。
・その他にガス漏れ検知器、感震器、爆発口、炎逆火装置、可燃性ガス濃度計、防爆口など多くの安全装置があり、状況や環境に応じて設置する事が必要です。
<焼戻し Tempering>
焼入れ材を適温に再加熱し冷却すること。
「低温焼戻し」:150~200℃の加熱、空冷をすること。
残留応力の除却、焼割れや寸法変化を防ぐ。
硬度や耐摩耗性の必要な刃物・工具用の高炭素鋼によく用いられる。
「高温焼戻し」:400℃以上の加熱後、水や油で急冷すること。
主に靱性(ねばり)を改善する。
2008.01.18
明日明後日と某自動車部品メーカーへ乾燥炉の外壁の交換工事へ行ってきます。鋼材の重量で1トン程です、久しぶりの工事にわくわくしております。現場工事では、段取りが重要です。落ちが無いよう今夜練り直します。
エコムでは省エネ対策も含め乾燥炉設備の断熱工事も施工可能です。乾燥炉でお困りの事はエコムまで。
先週までキュア装置の試運転により工場内が暖かく暖房器具代わりとなっていましたが、それももう出荷の為、解体作業を行っています。そして来週お客様への搬入工事です。全長が20m程、2階への搬入です十分な段取りが必要とされ、もれ無き様只今準備中です。
直接燃焼式脱臭装置の保守管理について、日常点検は通常バーナーと同じく1日に1回は巡回する事が望ましく、燃焼データーとして、圧力計ゲージ・温度調節計温度指示・ガス流量など記録に残す事が大切です。1ヶ月点検として炎検出器動作確認、回転機器へのグリスアップ、異音のチェックなど。1ヶ月点検として炉内築炉部など内部の確認、インターロック動作確認、その他の点検を実施する事が望ましい。
<焼入れ Quenchig>
長所:硬度、耐摩耗性が得られる
短所:もろくなったり、残留応力が生じる。条件によっては焼割れ、焼曲がりが発生する。
アルミニウムの熱処理合金では「溶体化処理」がこの焼入れにあたります。
2008.01.17
<焼入れ Quenchig>
一旦、加熱、保持したものを急冷すること。
常温の水や60℃~80℃の油で冷やすことが多い。
刃や刃物の焼入れがよく知られています。
毎年この時期に、あるお客様の屋外設置の脱臭炉の点検があります。 よりによってこの時期に・・・と思いつつ本日行ってまいりました。
数年前には外で点検中に雪が降ってきたことがありましたが、今日は天気が良く絶好の点検日和でしたがこの冬一番の寒さを感じるほどでした。 外の作業は同行したY田君に任せ、私は室内の乾燥炉の点検で汗ばんでしまいました。
来週末は岩手で点検がありますが、しっかり防寒対策をして行ってきます。 T.Y(43)
直燃式脱臭装置の運転管理として火気を使用するので運転方法には十分注意し操作盤・制御盤は機側に設置する事が望ましく、火炎・操作状況を目視で確認しながら、運転・停止を行なう。一般的には着火は自動化されており安全面に十分配慮した回路で組まれ、完全確認後に着火動作となるのが一般的です。
いよいよ、今年も採用活動シーズンですね。弊社もH21年卒業予定者の新卒の採用活動を始めております。弊社の業務内容を一言で表すのは大変難しいのですが、例えば加熱設備メーカー、工業炉メーカー、環境機器メーカー、バーナーメーカー、どれも間違えではありませんが学生さんから見てイメージしずらいのは確かなようです。面接時に”無理やり”と思える志望動機を口にする方がいますが、むしろ分からない事は分からないと言っていただいたほうが、好感が持てるケースもあります。(勇気のいる事かもしれませんが・・)面接時には背伸びをせず自分に正直に、そして自分の将来像を真剣に語ってもらいたいと思います。そうすれば、等身大の自分を伝えることができますよ。その方がよっぽど自己PRになるはずです。
私も今考えると、就職活動時にはずいぶん背伸びをした思い出があります。今だから言えることもありますが、冷静に等身大の自分を見つめなおしてください。 SO