2007.11.22
1年前に納入した装置の定期点検を実施しました。大型の乾燥炉で、ガスバーナーが14台ついています。3人で作業を分担し一挙に攻めかかりました。狭い場所にもぐりつつ、動作や機器の状態を確認します。外はものすごく寒いのですが、作業していれば寒さはありません。しかもバーナーに火が入れば工場内は暖かい空間です。内外の温度差があるだけに点検が終わっても外に出たくない気分になりました。
社内試運転も増えて、これから工場が暖かくなるシーズン到来です。
直燃脱臭装置で経済性をではなく、処理方式として直接燃焼式脱臭装置が適応する分野は以下のような状況があります。
1.煤塵が含まれる可能性が高い場合は、一般的にどの脱臭装置でも苦手ですが、触媒式や活性炭などに比べて直燃式の場合は有効です。煤塵濃度で30mg/m3程度であれば問題なく処理できる。
2.高分子物質を含む排ガスやタール及びミストの含まれる排ガスは触媒式・活性炭・吸着方式は苦手ですが、直燃式はほとんど影響がありません。
3.触媒方式の触媒毒と呼ばれる物質、活性炭吸着のような吸着離脱しにくい物質などの様に、脱臭処理に関して制約の多い処理方法と違い直燃式の場合はほとんどの臭気物質に対応できます。
ある装置の汚れ防止・付着防止(剥離製)の為フッ素樹脂コーティングを検討しています。
通常の焼付タイプのフッ素コートを予定していたのですが、納期と予算の関係でスプレー式の
フッ素樹脂コーティングを自分で行なう事にしました。テスト的要素も強いので、常温乾燥・
低温焼付等数種類試してみます。 to
配管内を流れる流体の圧力を、簡易的に検出する取り出し口の事です。
オリフィスメーターへ取り付けたり、バーナーのガス及びエアーのヘッド圧力を測定するために取り付けたりします。
漏洩を防止する安全カバー付もあります。