2007.12.17
【エコム製品ニュース】直接燃焼式脱臭の構築④
タール分の付着
脱臭するべき排ガス中にタール・ミストなどが多く含まれている場合に、温度条件が悪いとダクト内面にタールの付着が発生する場合がある。このような状態で使用を続けるとタール部に逆火する事があるので対策が必要となります。
ダクト流速は10m/sec以上を維持し、ダクトの保温をする事が重要です。その他には2重管ダクトを用い脱臭後の排ガスを外側に流し内側ダクトの温度を露点以上に保持する事が大変有効的である。スチームトレース配管を用いてダクトを加熱する方法も有効であるが、余分なエネルギーを使用するので局所的に使用するケースが多い。