2012.01.20
【製造現場、生中継!】年齢認証
「すみませんが、免許証か身分証お見せいただけますか?」
「あっ、い、いいです」
「いや、ですから免許証か身分証を……」
お久しぶりです、M.Tです。 身分証明・年齢確認と聞いて、皆さんはどんな事を連想しますか?大体の人とって、自分に後ろ暗い事があろうとなかろうと気分の良い事では無いでしょうし、煩わしさを感じるようなものではないでしょうか。
先日、夕飯の支度をするべく、スーパーで買い物をしていた時の出来事です。最近自炊を始めまして、スーパーに足繁く通う事が習慣になりつつあります。コンビニや外食より、当然食費も節約できると思いきや、いや、出来ないんですよ、これが。個々の商品の値段は安いんですが、コンビニより単純に品数が多くて、誘惑が多い事多い事……誘惑に負ける事負ける事……
結果、その日も誘惑に負け、レジで精算を済まそうとしていた時です。「エコバックって、何回分買い物すれば元取れんのかなー」なんていう取り留めの無い事を考えていたところで、冒頭でのやり取りです。何とも噛み合っていない会話ですが、僕からしたら、ぼんやりしていた上に『免許証か身分証』という買い物というシチュエーションにおいて、あまりに耳慣れない言葉のおかげで、何かを質問されたという事しか、瞬間的に判断出来ませんでした。
『聞かれた?何を?ドライアイス?袋?箸?スプーン?どれもいらないな。』そして冒頭の受け答えに至ります。
会計を終えた後に、ようやく自分が未成年に思われたと気が付き、段々と気分が良くなっていき、車に乗り込む時には『よくわからんけど俺もまだまだいけるな』なんてすっかり調子に乗ってしまっていました。『よし、またここのスーパー来よう!』と、単純な事に、完全に店員のおばちゃんの接客術に丸め込まれてしまいました。
……でもおばちゃん、金曜日に夜という時間に、生鮮食品を買い込み、酒類を買い、尚且つ仕事帰りであろう汚れた作業ズボンを穿いた男性客が未成年というのは、かなり無理があるんじゃないかな?……まぁ、また行くけどね