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【エコム営業マン便り】環境問題はなぜウソがまかり通るのか

 「地球にやさしい]環境活動が、実は科学的な議論を斥け、むしろ環境を悪化させているというショッキングなタイトルが表題の本です。たとえば、「森林と二酸化炭素の吸収] 「森林は、二酸化炭素を吸収しないが、多くの日本人は森林が二酸化炭素を吸収すると思っているとしている。樹木は若いときは成長するために二酸化炭素を吸収するが、成熟すれば、あまり大きくならないのであまり吸収することはなく、最後には朽ちて、微生物によって分解され、空気中の酸素と結合して、再び二酸化炭素になってしまう。生まれる樹木も枯れる樹木も最終的にほぼ同数であることから、差し引きゼロ。二酸化炭素を吸収するということにはならない。」ということだそうです。自分も森林は、二酸化炭素を吸収するものと納得していましたが、どうもそうではないらしい。もう少し勉強してみなければと、環境関連の仕事が増えてきた営業マンとして考えさせられた1冊でした。地球温暖化、ダイオキシン、ペットボトルリサイクル等について、環境問題はなぜウソがまかり通るのかが書かれています。是非、一読を!