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【製造現場、生中継!】晴耕雨読に憧れて

 夏本番ですね。学生さん達はもう夏休みでしょうか?最近は季節感覚が麻痺しているのか、昼間に学生さんの姿を目にするのが増えた事で、ようやっとそういう時期だと気づいた次第です。7月と聞いても、暑くなり始める月という認識が先立つばかりで、続けて『学期末』・『夏休み』といった事が続けて思い浮かばない程、どうやら学生時代から遠ざかったようです。寂しい反面、その当時の大人の目線がわかるようで、妙に納得しています。

さて、夏本番、梅雨明けだと言ってもまだまだはっきりしない天気が続いていますね。どうも、この『はっきりしない』というのが良くない。カンカン照りだとか豪雨ならまだ心構えができますが、風が無く曇っている様な日が一番まずいです。日が照ろうが照るまいが暑いまま。雨も降るか降らないかもわからない。風もないから涼しくもない。だから汗が止まらない上に乾かない。畑も耕せなければ本も読めない。散々です。

熱中症もこういう日にこそよく起こるそうです。そんな日に限って、溶接・重量物の運搬・高所への上り下り等、体がポッカポカしてくる様な仕事が回ってくるわけです。往々にしてそういうものでしょうか?こりゃ、痩せるわけだよ。夏場は。

そんな億劫な時期でも、いや、だからこそ、楽しみなのが家に帰ってからの一杯。心底うまいんです。この時ばかりは、夏でよかったと一瞬心変わりしてしまいます。この程度の事でこんなに幸せを感じることができるなんて、もう『晴耕雨読』と似通ったような境地にいるのではないでしょうか。そう自惚れる反面、『夏場のビールがうまいなんて、明らかにこりゃ、学生の考えることじゃないな』と思わず苦笑いもします。そんな今の自分と昔とのギャップを感じる今日この頃でした。

それでもやっぱり夏が嫌い、M.Tでした。