【エコム営業マン便り】 オオミズアオを発見!
生きた姿を見たのは、おおよそ50年ぶりです。・・・わたしが20世紀少年だった頃、東京の板橋には、まだ原っぱと呼ばれる空き地があり、近所の鼻たれ小僧たちとゴムボールを使って野球に興じたものでした。空き地の塀を跳び越すような大飛球は、当然ホームランになりますが、真正面に「梅川」という魚屋さんがありそこに打ち込んでしまうとボールは取り上げられてしまいます。「ボールとんできませんでしたか?」と恐る恐るたづねても、邪険に「しらねエよ」といわれておしまいです。しかし性懲りもなく駄菓子屋で5円のゴムボールを買っては、「第○○号ホームランでーす!」なんて脳天気に遊んでいたものです。ある日、いつものように遊んでいると、空き地に一本だけあった大きな木の幹に、白く怪しく動かずにいる物体を発見しました。そばに近づいてよーく見るとそれは、大きな蛾でした。当時、虫好きの私でしたが、何か威厳に満ちたその白き蛾に触ることも、もちろん捕まえて帰えることもできませんでした。ただただ見つめるだけ・・・。家へ戻り、宝物の「ポケット昆虫図鑑」で名前をしらべてみました。それがこのオオミズアオです。8月20日朝、通勤した従業員通用口の扉に白い物体がついているのを発見しました。「え~っ!本当かよ、信じられない!」と独り言をいってしまいました。半世紀ぶりの対面、思わづ携帯で連写。それにしてもわが社には、ナナフシがきたり、タマムシがいたり、オオミズアオがとまっていたりで、少年時代を思い出させてくれる、本当に良い環境なんだと感謝するのこころです。 もちろん家庭環境もノープロブレムな恐妻組合員K.Y