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2013.01.10

【新・エコム心得帳】絶縁抵抗計の使い方2

絶縁抵抗の確認の仕方

絶縁抵抗計の目盛 

(1)目盛板は右へいくほど抵抗値が大きくなるようになっています。
(2)アースプローブ(黒線)を絶縁抵抗計のアース(EARTH)端子に、ラインプロ―ブ(赤線)をライン(LINE)端子に差し込みます。
(3)アースプローブの先端とラインプローブの先端を短絡(接触)して、メジャー(MEASURE)スイッチを押した状態で、零位調整器で指針が0MΩになるようにする。
(4)チェックする機器の電源を切る(忘れると絶縁抵抗計が故障する)。
(5)絶縁抵抗の確認手順
   (イ)アースプローブ(黒線①)の先端をアース(接地)側に接続する。
   (ロ)ラインプローブ(赤線②)を電気機器又は配線のライン側に接続する。
   (ハ)メジャー(MEASURE)スイッチ③を押す。
   (ニ)指針が振れて止まったところの目盛板の数字が絶縁抵抗の値となります。
(6)1MΩは100万Ω(1,000,000Ω)のことです
(7)注意すること
   メジャー(MEASURE)スイッチを押した状態でラインプローブに触れると感電します(500Vの電圧が加わります)。