2010.05.26
【エコム製品ニュース】ENX-120
耐久性を評価する方法はさまざまあります。
今回は表面処理に関しての評価方法を紹介します。
弊社の熱交換器搭載型バーナーENXシリーズでは、耐熱性能を評価するため、SEM観察を行っています。
SEM(Scanning Electron Microscope);走査型電子顕微鏡を使い表面の観察を行います。
SEMは500,000倍の倍率を性能として持っています。理科の実験で用いた光学顕微鏡は10~1,000倍が限界です。光を用いた観察方法と電子を用いた観察方法の違いがここにあります。
今回は50,000倍までの観察をして評価しました。ピント調整とコントラストをあわせるのに大変苦労します。過去に1週間観察室にこもり、この観察だけを行いった経験があります。その時はテレビやPC画面を見るのも嫌になりました。
観察を行いそれをどのように評価するかが、この評価方法の要となります。