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【新・エコム心得帳】ろうそくに灯をつけましょう!3

灯がつかない理由は・・・
固体の時と同様、マッチの熱が液体のロウに逃げます。
充分な蒸気を発生させることが出来ないために着火に至りません。

 芯を取ったロウソクに見立てて、液体のロウをフラスコにいれます。このフラスコに灯をつける実験をしてみましょう。

ロウソク

 フラスコにロウを入れてガラス管の通ったゴム栓をし、フラスコの底をバーナーで加熱します。熱によって液体になったロウが更に熱せられて気化 します(一部は冷やされてロウの煙の粒子となって浮いています) 。気体になって体積が増えたために圧力の高まったフラスコ内からガラス管を通ってどんどん外に押し出されます。ガラス管の口から出てきた気体に、熱して赤くなったニクロム線を近づけます。

 すると、気体は炎をあげて勢いよく燃えます

 このことから、ロウソクが燃焼するには、固体>液体>気体への状態の変化が必要だということがわかりました。

*引用・参考サイト:東邦大学 メディアネットワークセンター
バーチャルラボラトリ「燃焼化学」
「ろうそく」に直接火はつくか? より