【新・エコム心得帳】単位(接頭語)
<単位(接頭語)>
電気に限らず、物理量を扱う上で「単位」は欠かせません。
例えば車の走行速度は、「距離(km)/時間(hr)=速度(km/hr)」と表します。このように単位を知る事で、相互関係がわかりやすくなることがあります。
そこで出てくる記号に「k」や「μ」などの接頭語があります。
基本となる単位による表記では数値が大きくなりすぎる場合に接頭語をつけて、数値を省略することができます。
例えば0.000001mは1μm、10000mは10kmと表記することが可能です。
・p:ピコ:×10^-12(10マイナス12乗、1/1,000,000,000,000)
・n:ナノ:×10^-9(10マイナス6乗、1/1,000,000,000)
・μ:マイクロ:×10^-6(10マイナス6乗、1/1,000,000)
・m:ミリ:×10^-3(10マイナス3乗、1/1,000)
”c:センチ:×10^-2(10マイナス2乗、1/100)
・k:キロ:×10^3(10の3乗、1,000)
・M:メガ:×10^6(10の6乗、1,000,000)
・G:ギガ:×10^9(10の9乗、1,000,000,000)
業界によってよく使う単位の幅(数値)が異なるため、各分野で用いられる基本単位を選ぶことが大切です。