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【エコム製品ニュース】触媒燃焼式脱臭の被毒

触媒式脱臭装置における触媒毒とは排ガス中に微量に含まれていても触媒の性能に悪影響を及ぼす物質である。触媒毒には触媒の活性を一時的に失活させるものと、永久に消滅させるものがあります。貴金属系触媒に対する触媒毒は下記したものがあります。

一時被毒物質:触媒の表面に付着し見かけの活性を阻害する。担体と化合して担体組成を変化させる。

・物理的に吸着する物質(タール、高分子物質)

・化学被毒物質(塩素、臭素、フッ素、カリウム、ナトリウム)

永久被毒物質:担体と硫化物を生成し担体組成を変化させる。触媒の表面に付着し細孔を塞ぎ、触媒の表面積を減少させ触媒活性を減少させる。

・化学被毒物質(硫黄、リン、ケイ素、ヒ素、鉛、スズ、アンチモン、亜鉛、水銀)