« 【エコム営業マン便り】眠れぬ日々 | 【エコム製品ニュース】触媒燃焼式脱臭の性能 »

【エコム製品ニュース】触媒燃焼式脱臭の形状

触媒脱臭装置に使用される触媒の形状にはいろいろな種類が存在します。主にハニカム形状・球状・発泡金属の3種類があります。

球状は単価としては安価ですが、圧力損失が大きく通過面積が大きくなるが、触媒毒含有のガスに対する適応性には優れています。また、触媒の流動が発生するため粉砕や粉化などの問題が発生する場合があります。

ハニカム形状は圧力損失が少なく通過風速を早くできるので触媒槽を小型に出来ます。担体は高価になるが触媒の使用量は少なくなります。また、コージライトなどを使用しているため衝撃に弱く取り扱いに注意が必要です。通常はカセットに収納して取り扱いを容易にする方法を取ります。担体に金属を使用しているハニカムタイプもあり、こちらは耐衝撃性に優れています。

発泡金属は圧力損失球状とハニカムの中間程度で、担体が金属のため衝撃に強く取り扱いが容易です。ただ高温には弱い面も持っているため注意が必要です。