【エコム製品ニュース】触媒燃焼式脱臭の適正
触媒式脱臭方式を検討するに当たり臭気ガス成分における最適な触媒を選定する必要があります。臭気ガスによって部分酸化反応を起し悪臭物質が発生する事もあるため、完全酸化反応の良い触媒を使用しなければならない。触媒酸化の場合反応速度は触媒の種類・温度・炭化水素の組成による。
触媒量は通常SV(space velocity:触媒単位あたりの処理風量)2~6万程度で選定するが反応率99%以上が可能となります。排ガスの触媒への接触時間は0.05sec程度となる。触媒燃焼式の場合原ガス中のミストや臭気物質の種類によって処理不可能な物質や触媒性能を劣化させる触媒毒と呼ばれる物質があるため注意しなければなりません。