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【from海外】カジノ

アメリカが如何に生産から遠ざかってしまったか、新年を迎えて改めて認識しました。

先週のUSA Today紙の記事です。
全米で、なんと37州がカジノを許可しているのです。
ギャンブルは、もはやラスベガスがシンボルではありません。
各州はカジノからの特別税でその収入を維持しているのです。
マカオにWynnが巨大カジノを作ったので、大金持ちの一翼を担う中国人はラスベガスにはあまり来なくなるのではないかと思います。
その他のカジノは経済力の衰えたアメリカ人を狙っているのでしょうか?
惨めな将来だと思います。
現在のアメリカ産業は不動産がこけて、コンピュータ、弁護士、カジノだけです。
これらは、価値を生み出す産業ではありません。
無い者同士から取り合いをする、システムです。
ビルゲイツを筆頭にシリコンバレーの親玉は金を儲けて、その金額を競争しているだけで、何一つ有効な投資、産業育成を行っていません。
昔の企業オーナーは、現在に残る遺産、歴史建造物などを作りました。
その時代には批判もあったでしょうが、価値あるものを残したのは偉い。
作り出すことを忘れた現在人は本当に駄目ですね。
最後に、カジノを拒否している優秀な州をお知らせします。

ユタ、アーカンソー、テネシー、ジョージア、ノースカロライナ、ケンタッキー、バージニア、オハイオ、メリーランド、バーモント、ニューハンプシャー、マサチューセッツ

謹賀新年
エコム アメリカ