【今日の一言】今年の司馬遼太郎は・・・
私は毎年30冊から40冊程ジャンルを問わず本を読みますが、毎年1シリーズづつ、司馬遼太郎の歴史小説を読みます。
今年はやはり NHK大河ドラマ「花燃ゆ」にあやかって、吉田松陰を題材とした「世に棲む日日」を読破しました。
但し、 この小説は吉田松陰物語と言うよりも、高杉晋作物語と言った方が良いかもしれません。
さて、幕末の小説を読むといつも時代のスピード感に圧倒されます。現在も時代の移り変わりが早いと言われますが、その比ではない。ペリー来航から攘夷=>倒幕=>開国と言う天地が逆転するような出来事が僅か15年足らずで成し遂げられました。
いつも読み終わった後、1年を大切に、そして1日を大切に、とにかく前進する意欲が湧いてきます。
数ある司馬遼小説の中でもお勧めの一冊です。