【新・エコム心得帳】テスターの使い方2
1:電気回路の導通
(1)目盛板は右へいくほど抵抗値が小さくなるようになっています。
(2)レンジ切替えスイッチ④をΩの×1(倍率のこと)に合わせます。
(3)ピンプラグの赤線を⑥の(+)側に、黒線を⑦(-)側に差し込みます。
(4)テストピンの赤線と黒線を短絡(接触)させて、0Ω調節つまみ⑤で指針が0Ωになるようにします。
(5)チェックする電気機器の電源を切ります(忘れるとテスターが故障します)。
(6)導通チェックをします。
(イ)指針が目盛板の一番右(0Ω)に振れた場合は導通があったとみます。
(ロ)指針がまったく振れず一番左(∞無限大という)にある場合は、回路中で断線か誤配線とみます。
(ハ)指針が目盛板の途中(例えば70Ω)にあるときは、誤配線等の原因で他の回路を経由したと考えられますので、導通があったとはいえません。