先週はドイツ　デュッセルドルフで開催された国際工業炉展示会「サーモプロセス２０１１」に行ってきました。ドイツは我々の工業炉業界の本場と言う事もあり、まずは展示規模が違います。ざっと日本の３倍程度はあるのではないでしょうか？

目的の一つである各社省エネバーナーの見学もしましたが、スペックでは負けていないと確信できたものの、なぜかヨーロッパではあまりスペック競争していない現実も。聞けば裏の方からデータを教えてくれる程度です。もっと「燃料使用料削減！」とか「CO2削減！」とか派手にやっていると思っていましたが、その点は日本の方が展示に具体性があります。

工業炉についてはヨーロッパの設計思想は非常に効率的です。日本では最近になって「省エネ対応」として行なっている事が既に一般化されています。

さて、展示会ですが１５時を過ぎた頃から、お祭り的雰囲気に変わり、あちらこちらのブースでビール片手に宴会がはじまってました。日本では考えられない光景ですが、お客様、パートナー含め４年に一度の同窓会的ノリです。これを楽しみに世界から関係者が集まってくる側面もあるのでしょう。

弊社も４年後は出展者としてドイツへ行ける様に開発をすすめます