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【エコム営業マン便り】 ノルウェイの森

B型血液の特性か、新しいもの、珍しいもの、評判なものには、ついつい食いついてしまう性分です。世界でもっとも愛読されている日本人作家村上春樹の原作が映画になると聞いて、また、主演がケンイチと自分と同じ名前というだけで、見に行ってきました。原作を読んでいなかったので、勝手な想像で、北欧ノルウェイを舞台にした国籍を超えた困難なラブストーリーだと思っていたら、まったくノルウェイはでてこづ、結構ヘビーで暗い感じの内容でした。きっとあの頃の自分であったら、主人公が体験したり、考えたりする性とか死とか反体制とかについて、当時ノンポリの自分でしたが共感したり、多少の羨望さえ持ったかもしれません。でも、今の自分にはとてもそういう状況になることを望むべくもなく、それだけ安穏と暮らしているのかもしれないと感じたのでした。見終わって劇場を出るときに耳に入ってくる同世代の夫婦の会話では、あまり評価は高くないような気配でした。数多くいた若いカップルはどんな感慨を持ったのでしょうか。とても気になるところです。ちなみにビートルズの「ノルウェイの森」が大事なところでBGMとして使われていたので、ここから出たのかと納得しました。

   原作を読んでいた恐妻は、上映中の半分は寝ておりましたシネマイレージ組合員K.Y