【今日の一言】龍馬を読む
今年の私の目標の一つに年間40冊の本を読む事を掲げましたが、現在15冊程を読破しております。その中でも今年流行の「龍馬」にちなんで司馬遼太郎の「竜馬が行く(一~八)」を先日読み終えました。すでに龍馬の功績については言わずもがなですが、まだまだ戦国時代を感じさせる幕末において、西郷にも桂にもないその視野の広さはすばらしいの一言。その中でも個人的には感情的に攘夷を志す数々の武士が多い中、一歩引いて日本の為に貿易と海軍を推奨する冷静さと、そして大器晩成な人生が好きです。新しい取組みを志すことは多くの努力と信念、そして反発がありますが、それをすべて受け入れるだけの器の広さにはまさに尊敬に値する人物です。