« 【新エコム心得帳】C型クランプ | 【エコム営業マン便り】アルミ溶解保持炉修理 »

【エコム製品ニュース】直接燃焼式脱臭⑤

前回、直接燃焼式脱臭装置の長所を述べましたが、本日は短所を記述します。

  1. 燃焼温度が高くランニングコストが高い。一般的にトルエン換算濃度1000ppm以下で使用する場合は排熱回収用の熱交換器を具備するか、廃熱の再利用を考慮し設計を行う事が望ましい。
  2. 燃焼温度が高く窒素酸化物(NOx)の排出量が高い。一般的に問題ない範囲ではあるが、おおよそガス燃焼で20~30ppm、油燃焼で30~50ppmの窒素酸化物が発生します。総量規制のある地域などでは注意が必要です。