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【新・エコム心得帳】水分を含んだものは燃えにくい2

 フライパンを熱しつづけると、水の入っていない方のコップはやがて白い煙が発生します。
水の入っているコップでは、中の水が沸騰し、蒸発を始めます。

蓄熱による燃焼

 さらに熱しつづけると、何も入っていない紙コップは炎をあげて燃えてしまいます。
水の入っている紙コップは、中の水はどんどん蒸発していきますが、水がなくならない限り燃え出すことはありません。

 水が気化することによって熱を奪い、紙コップが燃焼するのに必要な温度に至らないからです。

 しかし、このままどんどん熱し続ければ水は全て蒸発してしいますので、水を失った紙コップもやがては燃え始めます。

*引用・参考サイト:東邦大学 メディアネットワークセンター
バーチャルラボラトリ「燃焼化学」
燃えやすいもの、燃えにくいもの(有機物と無機物)より