2011.11.29
【エコム営業マン便り】 ダンシガシンダ
高校時代の友人が立川流の落語家ということもあって「立川談志死す」のニュースは、身近な気がしてショックでした。3代目古今亭志ん朝、5代目三遊亭円楽とともに、昭和の落語界三大名人の最後の砦が落ちてしまったなあ。学生の頃、伊豆七島新島でアルバイトしているときに、友人(そのころは内弟子付き人だった)といっしょに観光に来たことを思い出します。まだ30代だったのでしょうが、すでに名人の風格のようなものがあり、迂闊に話もできないような感じでした。友人の紹介に「君は、ホニャララに似ているな」と言われました。その時そのホニャララがどういう人なのかもわりませんでしたが、外国の俳優らしかったので、ありがとうございますとうれしく答えたのが昨日のことのように画像として浮かびます。今もって何て言われたかもわかっていませんが、直接話をしたのは、それだけなのに心に残っています。友人は古典落語を得意とし、師匠の遺志をを継いでゆくものと思われます。きっと、「立川談志伝」を書いてくれるでしょう。 合掌 K.Y