2011.06.17
今月の27日からドイツのデュッセルドルフで開催される熱技術の世界最大の国際展示会である「サーモプロセス2011」に行ってきます。前回来場者数77,000人。エコムも出展している日本最大の展示会「サーモテック」の来場者が約20,000人ですから、その規模の大きさがうかがえます。
一番の関心は工業炉における日本の省エネ技術と世界の省エネ技術の違いです。前回我々が出展した「サーモテック2009」のテーマは「CO2削減に工業炉ができること」でしたが、決して省エネに対する意識が高いとは正直感じませんでした。それから2年が経過し、そして最近ではイタリアやドイツの原発廃止への動きから、益々省エネルギーそして、自然エネルギーへの意識が高まっている事だと思います。
当社の省エネバーナ「エコネクスト」が今、世界のどの位置にいるのか、しっかり見極め、そして4年後の次回「サーモプロセス」への出展を目指して、一丸となって開発をすすめます。
2011.06.09
先月英語版のホームページをリリースしたことはこのブログでもお知らせしましたが、早速海外からの問合せが増えてきております。海外取引の準備を着実に進める一方、一番大切なのは「人」の教育です。色々考える前に、まずは自分でTOIECを受けてみようと思い立ち、15年ぶりに受験してきました。
最近は入社するにも語学力が要求されるし、大手企業では管理職になるには○○点以上と言う様な社内規定があるようですが、受験者も若い人だけでなく、結構年配の方も多く受験していました。
一方試験のほうは、そのスピード感に圧倒されました。正直悔しい思いで一杯です。結果はまだ分かりませんが。
TOIECを受ければ英語が話せるようになるわけではありませんが、間違いなく一つのベンチマークにはなります。定期的に受験しつつ、会社の将来に向けて英会話にいそしみます。
静大での受験でしたが、久しぶりにセンター試験の事を思い出しました。もうあの頃には戻りたくありません。。(20年前)
2011.05.30
Andoroid携帯が登場して以来、各社スマートフォン一色ですが、私もご多分にもれず、約2年程前からIPHONEユーザーです。
実は最近電池の消耗が著しく早くなってきたので、購入時に加入したAPPサービスを利用しました。これは電池交換サービスですが、電池だけでなく本体もすべて新品に交換してくれると言うもの。勿論、加入時にその分の費用は支払っているのは承知してますが、何とも得をした気分でした。
多分、多くの人は加入しているのを忘れていたり、途中で破損したり、このサービスを使い損ねている人が多いのかな?
初期コストは掛かるが、安心感を重視するお客様もいれば、「とにかく安く!」と言うお客様がいるのも事実。
それだけ、お客様のニーズが多様化している中で、多くの選択網を準備する事が大切です。勿論サービスレベルと価格とのバランスも必要ですが。
当社でもエコムメンテナンスサービス(EMS)を全国で展開しております。定期点検を行なうお客様もいれば、故障時の緊急対応のみのお客様もいます。どちらも大切なお客様ですが、総じて顧客満足度の観点から見ると、やはり装置トラブルを未然に防ぐ為の定期点検をされているお客様が高い様に感じます。また、自然と信頼関係も上がっていきます。
改めて多様化する顧客満足を考えたサービスプログラムを考えるとともに、定期点検をお勧めします。
(余談)
しかし、世間ではIPHONE4が主流で5の発売もささやかれている中、新品の3GSを手に取るのはちょっと複雑な思いです。。ここまでやるなら、IPHONE4に自動アップグレードして欲しかった!!
顧客の要求は尽きません。
2011.05.11
昨年は大河ドラマの「龍馬伝」をきっかけに、司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」全5巻を読破しましたが、今年は時代的にはその続編ともいえる「翔ぶが如く」全10巻を読んでいます。まず感じるのは当時の時代の移り変わりの速さです。現在でも時代の移り変わりは早いと感じますが、想像を絶します。
この小説の主題の一つは征韓論ですが、これは単なる武力による朝鮮開国やロシアの南下防止対策ではなく、廃藩置県後の士族の立場と行き場をなくしたその感情が、まさに時代の流れに付いて行けず、最終的には征韓論と言う思想へ変化し、そしてその思想に頼らわず得なかったのでしょう。
西郷隆盛が最期に戦った西南戦争だけでも3万人以上の犠牲者が出ています。この明治維新における様々な激突が現代日本の礎に繋がっていることが、この小説で理解できます。
小説的には「竜馬がゆく」の様な脚色?はほとんどなく、全10巻と言うボリュームを見ても、読み応え十分な骨太な小説です。
ちなみに1990年当時の西田敏行主演の大河ドラマ「翔が如く」のDVDを試しにレンタルショップで借りてみましたが、画質の悪さに見れたものではありません。これも時代の流れです。
第3工場のつつじが今年もそろそろ満開です。
2011.04.26
先日より、英語版のホームページをリリースしております。最近は省エネバーナ「エコネクスト」を展示会などで大々的にPRしている関係で、海外からの問合せが急増しています。(ちなみに、エコネクストの海外販売は現在準備しておりますので、少々お待ちください。)
英語版のホームページを作ることはできても、それを自社で運営、更新していくことは我々の様な中小企業には簡単な事ではありません。残念ながらTOEC900点!と言う”つわもの”もいませんし。。。しかし将来の海外展開を視野に入れて、敢えて辞書を片手に、自主運営しながら実力を蓄えて行こうと考えております。中にはこの表現は”not natural!”と感じる部分も多いかと思いますが、温かい目でご指摘ください。将来の糧にしていきます。
是非、のぞいて見て下さい。
==>http://www.ecom-jp.co.jp/en/index.php
2011.04.19
東日本大震災から1ヶ月を越えましたが、連日被災地域の報道や原発に関する報道が流されています。改めて震災が残した傷跡の大きさを感じると共に、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。この間、エコムでも被災した工場への復旧作業などご支援させて頂きましたが、今後とも素早い対応を心掛け、被災地域へお役に立てることは何かを考えて行動する所存でございます。
特にエコムはガスバーナや燃焼機器のメンテナンスが主力事業の一つです。東日本地域のお客様に対する復旧工事に関して、ご要請あれば迅速に対応していきます。
一日も早い復旧をお祈りすると共に、微力ながらご支援いたします。
2011.03.02
今週日曜日に浜松シティーマラソンが開催されました。今回で7回目の開催となるこの大会は年々レベルも上がり、エントリーするにも一苦労します。私は3度目の参加になりますが、今回も無事完走することができました。マラソンと言っても距離は10マイル(16Km)ですが、普段こんなに長い距離を走る事のない私にとっては週1回のスポーツクラブで走る5km以降、未知の世界です。
なぜ走るのか?健康の為、体力維持の為もありますが、新しい事にチャレンジする事、自分の限界にチャレンジする事、そして完走し目標を達成する事で少なからず自分自身に自信が沸いてきます。自分もまだまだ行けると!
来年も目標を持って、しっかり準備して参加します。
ちなみに、1時間18分(16km)でした。
2011.02.09
今年、勤続20周年を迎える社員が2名います。創業6年目の時に入社したことになりますが、まさにエコムの歴史を知っているメンバーです。会社の基礎を作り上げたと言っても過言ではないでしょう。今だけを見ると当たり前のことも、先人が作り上げた功績の上に成り立っている事を忘れてはいけません。
とは言っても彼らも40歳前後です。これからもまだまだ頼みますよ!
2011.01.20
本年度も2012年度の新卒採用を開始します。
世間では就職氷河期ですが、かといって当社の様な中小企業に優秀な人材が集まるかと言うと、それはまた別の話です。
確かに学生側から見ても自分にマッチした会社を探し当てる事は至難の業でしょう。特に新卒者の場合他の会社を知らない訳だし。
そういう意味では比較的会社の内容がオープンになっている大手企業に新卒者が流れるのは自然なのかもしれません。
しかし、このような時代だからこそもう少し視野を広げて、自ら自分にマッチした会社を探し当てると言う視点で就職活動を行なってみてはいかがだろう?
そこで働いている社員の目や会社の雰囲気を肌で感じれば、会社案内や数値データでは見えなかった物が見えてくるものです。
是非、足を使って多くの企業を訪問し、「選ばれる」のではなく、「自ら選ぶ」就活を実践してください。
就活は社会人になる大切な第一歩です。受身ではなく主体的に踏み出してください。
最後に、2月17日にエコムも会社説明会を実施します。多くの方とお会いできる事を楽しみにしております。
2010.12.29
本年も残すところ3日となりました。あっという間の1年です。四季の移り変わりが急激に早く感じられるのは年のせいでしょうか。先日まで汗をかきながら業務に取り組んでいた気がします。
振り返るに今年もいろいろな事がありました。特に2008年の不況以降コツコツと取り組んできた事が少しずつ成果として感じられるようになりました。
「日常の仕事としてやらなければならない事」と「会社の未来のためにやらなければならない事」を皆で考え実践してきた成果です。来年以降に期待です。
私としても社長2年目に突入しましたが、まだまだ学習の日々です。皆さま今後ともご指導のほどよろしくお願いします。
来年の会社目標は
「考えて、考え抜く」 ~Think out ,Think through~
にしました。社員全員が「エコムの精神」にのっとり、自ら考え行動できるように精進していきます。
関係各位の皆さま、本年は大変お世話になりました。