Home > 新・エコム心得帳

2008.02.15

【新・エコム心得帳】天然ガス③

<天然ガス  natural gas> 

天然ガスを物体の状態によって分類することができます。

 ・乾性ガス(メタン系)   ・・・ 液化しにくい

 ・湿性ガス(プロパン系) ・・・ 液化しやすい

一般に製造ガスよりも発熱量が多く、燃焼速度が遅く、爆発限界が狭くなります。

2008.02.14

【新・エコム心得帳】天然ガス②

<天然ガス  natural gas> 

1.石炭系ガス
炭層やその上部の岩盤が含まれるもので、主成分はメタン(CH4)。

2.石油系ガス
油田地帯の油井から石油と一緒に噴出します。
主成分はプロパン(C3H8)、ブタン(C4H10)、ペンタン(C5H12)。

3.水溶性ガス
砂層中水に溶解し、あるいは遊離して埋蔵しています。
水に溶解しているものを「水溶性ガス」といい、
地殻の構造の中に水から分離しているものを「構造ガス」といいます。
主成分はメタン(CH4)。

2008.02.13

【新・エコム心得帳】天然ガス①

<天然ガス  natural gas>

天然ガスは製造ガスを構成するガスとして使われます。

メタン(CH4)、プロパン(C3H8)などがあり、産出する地質の違いによって、3種類に分けられます。

1:石炭系ガス

2:石油系ガス

3:水溶性ガス

2008.02.12

【新・エコム心得帳】製造ガス

<製造ガス >

ガス事業法に基づいて製造されたガスで、ガス会社から需要者へ直接ガス配管によって配給されるものの総称です。

例としては、天然ガス・油ガスを混合したもの、ブタンを空気で薄めたもの、原油・ナフサから製造したものなどが挙げられます。

2008.02.08

【新・エコム心得帳】気体燃料③

<気体燃料 gaseous fuel>   

気体燃料の種類には天然ガス、石油や石炭などを原料にして製造されたガス、および石油精製や製鉄の工程中で発生するガスなどがあります。
成分としては種々の炭化水素のほかに、水蒸気、一酸化炭素、二酸化炭素、硫化水素、窒素、酸素などが含まれており、成因や製造過程の違いにより異なります。

特に代表的な気体燃料をあげると、「天然ガス」「液化石油ガス」「石油系ガス」「石炭系ガス」「都市ガス」「水素」などがあります。

2008.02.07

【新・エコム心得帳】気体燃料②

<気体燃料 gaseous fuel>  

気体燃料の欠点は、火炎温度が高い割には、放射熱が少ないことです。燃焼中に含まれる毒性の強い一酸化炭素による中毒、さらにはガス爆発といった危険が多いのです。

比較的高価で、従来は高級な用途にのみ使用されることが多かったのですが、大気汚染の深刻化にともない、清浄燃料としての価値が見直され、用途も広がっています。

2008.02.06

【新・エコム心得帳】気体燃料①

<気体燃料 gaseous fuel> 

初期の物理的状態が気体である「気体燃料」は、一つのガス源から多数の燃焼器や燃焼装置への供給が容易です。燃焼後に灰分や有害成分の残留がほとんどないという大きな利点を持っています。

特徴としては比熱が小さいことから、予熱による熱効率の上昇や火炎温度の上昇が比較的容易です。理論空気量よりもわずかに多い空気の供給で完全燃焼が達成できるため、過剰空気による熱損失も少なくなります。

2008.02.05

【新・エコム心得帳】燃料②

<燃料 fuel>

弊社の名前の由来でもある「燃焼」に着目すると、下記のように言い換える事もできます。

「空気中または酸素雰囲気中で容易に燃焼(combus-tion)という酸化反応を起こします。それによって発生した光や熱を有効に利用できる物質」

初期の物理的状態によって気体燃料、液体燃料、固体燃料の3種類があります。「ガス」はこのうちの気体燃料に相当します。

2008.02.04

【新・エコム心得帳】燃料①

燃料用の気体である「ガス」ですが、まずは「燃料とは何か?」からお話しましょう。

<燃料 fuel>

『広辞苑 第五版』によると、燃料とは「燃焼させて熱源とする材料 」のことをいいます。 

その材料の内部で起こる現象に着目すると、下記のように言い換える事もできます。

「他の物質との相互作用、またはそれ自体の内部構造の変化によって、その物質のもつ化学エネルギーや核エネルギーを効率よく持続的に光や熱のエネルギーとして放出することができる物質の総称」

2008.02.01

【新・エコム心得帳】気体燃料である「ガス」とは?

本日から2月です。とはいっても、まだまだ寒さが続いています。
少しでも暖かくなるよう、今月のテーマを「ガス」とします。

「ガス」は弊社において、最も関係の深い気体燃料として位置付けることができます。

ガスとは何でしょうか?
原油の価格高騰に伴い、ガスの価格が上昇するのはなぜでしょうか?

身近な疑問から科学的な数値まで、幅広くご紹介していきます。

« 前ページ | 次ページ »